痛みを繰り返したくない!!!
そんな方も多いですよね。
鍼灸整骨院に行くのもいいけど、自分で出来るセルフケアを教えて!
そんなお声にお答えします。
腰痛と一言で言っても、千差万別あります。
そこで、今回は東洋医学的に’痛み’の感じ方で分類してみましょう!
①痛みは非常にキツく、ピリピリしたりジンジンしたり、刺されるような痛み。痛む場所は変わらない。
②痛みは重だるく、痛む場所はさほど変わらず、雨降りの日に余計重くだるくなる。
③痛みは張ったような痛みで、痛む場所はコロコロ変わる。
さて、どれが一番当てはまりますか?
まず①は血流が悪い状態で起りやすい’瘀血’の痛み。
冷えると悪化するので、普段から温めたり、運動などで血流を良くするよう意識が必要です。
長時間同じ姿勢による血流障害、緊張しやすい状態が引き起こす毛細血管の収縮なども痛みを引き起こしやすいです。
瘀血による痛みは非常にキツいのが特徴。東洋医学で刺痛(しつう)とも言います。
キツい痛みが出てしまったら、患部は炎症まっただ中。そうなる前に、普段から血流を良くする意識と行動を心がけて下さいね。
そして②の痛みは’湿’による痛み。
湿とは、身体の中の血液以外の水分である組織液などの循環が悪い状態を指します。
分かりやすくいうと’むくんでいる’ような状態。
この’湿’の痛みの特徴は重く感じること。
また気候で左右されやすいのも特徴です。
質は暴飲暴食など消化器系への負担が原因であったり、肥満なども湿を生み出す原因になります。
また女性の場合、女性ホルモンの乱れなども湿との関連も疑われるので、更年期や生理不順などのトラブルを抱える方は対策が必要です。
湿による痛みがある方は、まず食生活を見直してみて下さい。
甘い物や脂物、味の濃い物や刺激物の過食は避けて。見返してみると、菓子パンやジュースなどを良く食べたり飲んだりしているケースもあります。
またお通じもトラブルを抱えている方が多いです。
発酵食品を取り入れるなど、腸活にも挑戦してみて下さいね。
最後に③の痛みは’気滞’これは気が滞っている状態。
この気という考え方は東洋医学独特なものなので、聞きなじみがないかもしれませんが、生体内の活動のエネルギーの総称です。この気が体中を巡ることで、身体が機能します。
つまり、食べて消化して吸収して不要物を排出したり、外部からウイルスや細菌の侵入を防御したり、身体をしなやかに動かしたり、呼吸したり。様々な身体の動きをする原動力というイメージで大丈夫です。
この気の巡りが悪いと、張ったような痛みを感じやすいです。そして痛む箇所がコロコロ変わるのもその特徴。また日中仕事などで気を張っている時には痛みを感じないけれど、夜などほっと一息ついたらすごく痛い。という痛みも気滞の特徴的な痛みになります。
気滞の方は、ストレスフルな環境で知らず知らず歯を食いしばって呼吸が浅くなっている方が多いです。
腰にだけ視点をあてるのではなく、日常生活でオンオフを取るよう意識してみて下さい。
朝と夜に深呼吸してみて下さい。
もし呼吸しにくいならば、姿勢が前屈みになっている可能性が高く、結果腰に負担がかかっています。
胸を開くストレッチをしてみて下さい。
また、夜眠りが浅いのも身体からのSOS。自律神経が疲れると気滞も溜まりやすいです。
深く呼吸が出来て、しっかり眠れる生活を手に入れるのが意外と腰痛対策にもつながります。
さて、先ほどは東洋医学的な視点から’痛み’を分類してみました。
今度は姿勢から腰痛を考えてみましょう。
腰痛を繰り返す方は、知らず知らず腰痛になりやすい動き癖を持っていることが多いです。
良く言われるのが’足を組む’。これは意識されている方も多いと思います。
でも、私が患者様を見ていてよく思うのが’時間を忘れて熱中してしまう人の危険性’です。
例えば、お裁縫が好きな主婦の方が居ました。
気がつけばミシンを3時間も5時間もやっている。
例えば、ゴルフが好きな方が居ました。
その方の背中は左側だけが常に岩のように硬いです。
例えば、精密機器を扱う工場で働く職人のような方が居ました。
その方は右側の肩と背中が盛り上がっています。
このように。不自然な姿勢。負担がかかる姿勢であっても、人間集中したり熱中したり、その動作に慣れてくると長時間その姿勢のままで居れちゃいます。
特に最近増えているデスクワーク。
気がつけば何時間もPCの前で座りっぱなしってことはありませんか?
それは身体が大丈夫だからその姿勢をとり続けられる訳では無く、慣れと麻痺で違和感を忘れさせています。
とは言え。
身体にとって一番負荷のすくない姿勢で常に居ることは不可能です。
そこでオススメなのが、40分以上同じ姿勢をしないよう心がけることです。
先ほどのミシンの患者様には、タイマーを薦めました。
熱中すると気がつけば時間がたってしまう。それならば、40分経過したことをタイマーで知らせてもらうようにしました。
40分たったら休憩。それまでずっと座って居たので、立ち上がって、ストレッチするよう指導しました。
すると、腰痛の頻度もぐっと下がりました。
まずはどんな動きの癖がある方でも意識して欲しいのが、長時間同じ姿勢をしないよう工夫することです。
そして、腰痛の引き金になる身体の歪みを知る簡単な方法を2つご紹介します。
①まず鏡を見て下さい。
顎が前に出ているあなた。猫背腰痛の可能性が高いです。
頭の位置が前に出すぎている可能性が大。
まずは頸椎メンテナンスで頭のポジションを元に戻してからセルフケアの指導を頂いて下さい。
②靴の減り方をチェック
姿勢の悪さから腰痛になる方は、足に現れます。
靴の減り方をチェックして、体重が左右均等にのっているかチェックしてみて下さい。
腰痛を繰り返さない為のセルフケア!を成功させるポイントは、まずは自分の腰痛が何故起るのかを知ることが大切です。
東洋医学的な分類で’瘀血’の方なら血行改善ですし、’湿’の方なら食生活なども意識が必要。’気滞’ならばストレス発散や自律神経を整える意識も大切になります。
また、普段のご自身の行動を考えて、どのような姿勢癖、動き癖があるかを発見するのも大切。
長時間同じ姿勢をしてしまっていたら、まずはその改善を。
猫背やソリ腰、いかり肩など固定してしまった姿勢でお悩みなら、プロによる姿勢の改善+セルフケアを行うのが痛みを繰り返さない為にも必要となります。
最近腰痛セルフケアで注目されているのがインソール。
靴の中に入れるあれです。
姿勢を改善するように処方したインソールを靴に入れるだけで、毎日の歩行で姿勢を改善しちゃおうというアプローチです。
腰痛改善体操やストレッチなどに比べて、「よし!やろう!」と気合いを入れなくても、毎日歩くついでに姿勢も改善出来ちゃいます。
この手軽さ、続けやすさで愛用者様も増えています。
体重を最も支えている部分である足の骨の配置を整えることで、歩行癖を改善したり、骨盤の安定に一役買います。
山中鍼灸整骨院新町院が扱っているインソールは、足の状態を測定してから靴に入れるだけ。
あとは履けば履くほどあなたの足にフィットして形が変化していくので、オーダーメイドのフィット感としっかりとした矯正力を持っています。
インソールという選択もオススメです。
腰痛対策の書籍は沢山出ています。
運動、体操、セルフ整体、ツボ押し、ストレッチなどなど。
一番良いのは、自分の腰痛タイプの対策として合っているかつ『気合いを入れなくても続けられる』ものです。
セルフケアはダイエットに似ています。
気合いを入れて一気に効果を出そうと頑張ると長続きしません。
それよりも、気長に毎日続けやすいことが大切。
もし、自分だけでは心が折れちゃう。
そんな方はプロによる帆走もオススメです。
今の腰や身体の状態をチェックしてもらい、日常でのセルフケアを指導してもらいながら自己管理していく。
どちらにしても習慣化しやすい方法。
がとても大切です。
慢性的な腰痛は、生活習慣と密接に関わっています。
あなたの腰痛の根本原因を東洋医学的視点、西洋医学的視点からしっかりと確認し、施術をさせて頂いております。
ただ、施術をしても、毎日の習慣が腰痛習慣だったら痛みを繰り返すリスクも高くなります。
私たち山中鍼灸整骨院新町の施術家は、セルフケアの指導力にも自信があります。
また、パーソナルトレーニングやピラティスなどによる運動アプローチ。
インソールによる姿勢改善アプローチも行っております。
もちろんプロ視点のアドバイスやセルフケアもお伝えします。
この機会に是非あなたのお悩み聞かせて下さい。
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